みなさんこんにちは〜
今日もミュージカル大好き!なおこ(@sakanao283)です。
少し前ですが、「CHESS THE MUSICAL」通称チェスミュに行ってきました!
やばいっす。世界です。世界がそこにあった。まじで世界だった!!!
てことでまずは公演概要です。
ミュージカル「チェス」
日程と場所:
2020/1/25 〜 2020/1/28 梅田芸術劇場メインホール
2020/2/1 〜 2020/2/9 東京国際フォーラム ホールC
主催:梅田芸術劇場
主要キャスト:ラミン・カリムルー サマンサ・バークス ルーク・ウォルシュ 佐藤隆紀
上演時間:約2時間20分(途中休憩25分)
もくじ
ミュージカル「チェス」英語上演&日本語字幕!
今回のミュージカル「チェス」、実は、外国の超絶有名なミュージカル俳優の方が3人も出演したんですよ!!!
- ラミン・カリムルー(世界のラミン!日本にはちょくちょく来るミュ界では有名人)
- サマンサ・バークス(映画版レミゼでエポニーヌをやった人だ)
- ルーク・ウォルシュ(よく知らないけどロンドンで若手のホープらしい)
の3人だ!
なぜ!いきなり!ここに来て、このすごい人たちが来てくれたんでしょうか?(だいたいコンサートでしか来てくれない)
そして、主演3人が外国の方なので、今回は英語上演です。
そう、字幕だ!!!!!!!
舞台の字幕上演、あれね、うん、得意な人いないと思う…
舞台での字幕上演の方法とは?
ところで、舞台で字幕って、どうやんの?
って、思うよね?
うん、私も観る前はそう思ってた。映画じゃあるまいし、舞台で字幕とか無理じゃね?って。
結論から言うと、左右に字幕バーが立ちます。
こういう感じだ。

ザ手書き。すまん。
念のため言っておくと、「字幕バー」というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけです。
チェスのステージ構成は?
ミュージカル「チェス」は、一般的な舞台の字幕とはちょっとだけ違ってて、やや上の方に字幕バーが立っていた。
百聞は一見にしかずなので、下の図を見て下さい。

私の画力ではこれが限界です。笑
でもこれ、すごく良くて、今までで一番字幕が見やすい舞台だった!
ちなみに、この左右のバーには、同じ文字が出ます。
でもね〜…
字幕、気が散るんですよ!!!
当たり前なんだけど、字幕バー見るたびに気が散るの。(そりゃそうだね、そのつど、舞台を観るのを中断しているわけだからね)
驚異の歌唱力!ラミン、サマンサ、ルークの3人!
しかしですね、その苦手な字幕上演を差し引いても、ラミン、サマンサ、ルークの3人の歌唱力は異常だった。
佐藤隆紀(通称シュガー)さんも、めっちゃ歌うまいのだが、レベルが違う。
世界ってこんな感じなのか。私はもう愕然としました。
こんなにうまいのか!!!
世界レベルってこんなに、美しく高音が出て、歌唱の表情がすばらしく豊かで、歌とセリフが一体となっているのか!!!
ミュージカルってこういうものか!!!!!
ありがとうチェス2020。
君のおかげで世界を見た。
コンサート版を経ての、ミュージカル上演
この「チェス」という作品、日本で上演されるのは今回で2度目ですが、実はその前に、「コンサート版」というのをやっているんですね。
日本におけるチェス年表↓
2012年 コンサート版として初上演
2013年 コンサート版再演
2015年 ミュージカル版初上演
2020年 ミュージカル版再演(しかも英語上演)←イマココ
どうしてコンサート版を先にやっているのか
ちょっと一般のミュージカルとは違う、特異な上演形態をとってきた「チェス」!
ふつーはミュージカル版やってからコンサートだよね!
で、なぜチェスがこういう形を取ったかというと、この作品、実は、東西冷戦を題材としている、なんかやたらと難しい作品なんですよ。
しかも、もともと、超長いらしい!
そう、だから、時間を短くしてわかりやすくするために、この曲とこの曲をカットして…と思っても、上演権の問題から、そう簡単な話ではないのだそうだ。
そのあたりの詳しい話は、チェスで指揮をされた、上垣聡さんという方のブログに書かれているので、ご一読下さい。(丸投げ。でも上垣さんのやつスゲーわかりやすいよ)
ミュージカル「チェス」2020年版まとめと、ちょっぴり言いたいこと
ということで、晴れてミュージカル版として上演された「THESS THE MUSICAL」2020、最高に素晴らしかったです。
世界と日本のレベルの差に愕然としたけど、でもこれはミュヲタとして絶対に観ておくべき作品でしたね。
二度とこのキャストで再演はないと思います。
そして、本来なら、ミュージカル界では、こういう作品こそが、大人気になってほしい。チケット激戦になってほしいのです。
どうしても、キャストや作品ありき
日本のミュージカル界における特徴として、どうしても、同じような作品(具体的にはレミゼやエリザ)が毎回人気になるんですよね。
あと、キャストね。
人気のキャストに、人気の作品の組み合わせ。これが、爆裂に人気があって、それ以外はチケット売れ行きびみょ〜…ってことが多いのですよ。
仕方ないんだけど、もったいないなぁ。
正直、この「ミュージカル チェス 2020年版」を観ることができたのは、一生の宝物だったと思っています。
まとめのまとめ
ということで、今回は、ミュージカル「チェス」を題材に、「舞台での字幕上演ってどういう感じ?」というのをお伝えしました!(実はそういう趣旨だったんよ!笑)
それじゃ、またお会いしましょ〜。なおこでした!
