なおこの宝塚レポ

【ネタバレレポと感想】WELCOME TO TAKARAZUKA ー雪と月と花とー&ピガール狂騒曲【月組】

実に8ヶ月ぶりの宝塚に行ってきた!月組!

はい公演詳細。

「WELCOME TO TAKARAZUKA ー雪と月と花とー」「ピガール狂騒曲」

日程:

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演出:

JAPAN TRADITIONAL REVUE『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』
監修/坂東 玉三郎  作・演出/植田 紳爾

ミュージカル『ピガール狂騒曲』〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜
作・演出/原田 諒

上演時間:約3時間10分(休憩35分)

公式サイトはこちら

今回の演目の私的見どころはですね、

1幕→宝塚史上初!坂東玉三郎監修の和物レビュー!

2幕→イケメン男役トップスター珠城りょうの男装の麗人姿!

ですね。

いい感じにとっ散らかった2幕構成だ。いいぞ!これでこそ宝塚!

意味わかんない演目をやってこその宝塚なんですよ!!!

それじゃ感想。

1幕「WELCOME TO TAKARAZUKA ー雪と月と花とー」

まずですね、宝塚史上初!坂東玉三郎監修!の和物レビューですが、これが正直、

「まさかの1秒も面白くなかった」

です!笑

もちろん人によると思う。めっちゃよかった!素晴らしい大好き!って人もいると思う。

でも私は、

この演目は、このままずっとこの調子でやるのか…?嘘だろ…?あと何分あるんだ?  

ってずーっと思ってましたね。最初から最後まで。久しぶりだこんな演目!

ほぼ無言&白塗り&録音

まずね、ほぼ歌がない、セリフがない。

いや正確にはちょっとあるんだ、最初と最後に。

最初はバーーン!って組子さんが大量に美しい和装でステージに出てきて、目が潰れるかと思うぐらい華やかで、宝塚観劇が8ヶ月ぶりぐらいで宝塚免疫が全くなくなっていた私は、

す、す、す、すごい…!これが宝塚か…!!!  

と初めて渋谷のスクランブル交差点に降り立った中学生のような衝撃を持ってステージの始まりを受け止めました。

恐ろしいぐらい華やかで、キラキラしてて、ああこれが舞台だ、宝塚だ、最高だ!と思って見始めましたが、そこからずーっとほぼ歌もセリフもない。

そもそも、全員歌舞伎風の白塗りで、正直誰が誰だか全然わかんないんですよ!

トップスターのたまきちでさえ、

ん、これ、たまきち…?

って感じで、恒例のトップスターが出てきたときの拍手もなかったからね。(みんなよくわかんなかったんだと思うの)

たまきちでさえわからないので、推しの暁千星くんに至っては全く見つけることすらできなかったです。

顔が白すぎ。で、その、全員同じ顔した集団が、着物を着て、ただただ和っぽい舞踊を踊る。1時間ぐらい。

正直微妙だった…

踊りもスゲーいいってわけじゃないしさ…しかも今宝塚は、おけぴ内感染を防ぐためにテープ演奏になってて、これがまた微妙さに拍車をかけているんですよね。

高音は大きすぎるし低音は聞こえないしなんか全体的にガリガリしてて、ないわ、テープ演奏…早く戻ってきてオーケストラ…

求めるものが違う

で、私にとってこの演目がなんで面白くなかったかって言うと、玉三郎さんの作りたい宝塚と、私が求めてる宝塚が全然別だからだと思います。

劇団としてチャレンジは必要だし、お客さんが求めてるものだけを作り続けることがいいとは思いません。

でもあそこまで劇団の持ち味と演目が乖離しているとね…!

歌やダンス、お芝居をしてこその宝塚でしょうよ。歌もダンスも芝居もなかったよ。笑

しかも全員同じ顔。

という、なんとも言えない1幕が終わって、2幕が始まると、今度はこれがまたね、猛烈に面白かったんですよ…!

何なんだ!さすが宝塚!

こういうところが好きだ!!!

2幕「ピガール狂騒曲」

はい2幕。スッゲーおもしろかった。

「狂騒曲」と言うにふさわしい、しっかりとした喜劇。

今の月組は、お芝居が得意な組です。

芝居は泣きより笑いの方が難しいとされていて、コメディを上手にできるってすごいことなんですよ。

特に現行の、珠城りょう政権下の月組はコメディが抜群に上手いですね!!!

たまきちはまさかの「男装した女性」の役。

でもこれが似合ってるんだよねぇ。荘厳華麗な役よりも、ちょっとこう言う、癖のある感じの方がたまきちに向いてると思う。

もう退団なんて残念だなぁ、もうちょっとやって欲しかったな。トップになるの早すぎたよ…

あらすじ

ざっくりあらすじ。

なんか悪い人に財産を狙われているお嬢さんのジャンヌ(たまきち)は男装の麗人としてパリの芝居小屋「ムーランルージュ」に逃げ込む。

傾きかけたムーランルージュ起死回生の作品として、ガブリエル(さくらちゃん)の出演をオファーする支配人シャルル(月城かなとくん)だけど、ガブリエルは一目惚れしたジャンヌが相手として出演しないと嫌だと言い張る。

仕方なく相手役を務めるジャンヌ。でも女性だから、ラブシーンとか絶対無理って言い張るんだけど、勢い余ってキスしちゃうガブリエル。→ぎゃー!ってなるジャンヌ、芝居は台無し。

でも偶然それを見ていた、ジャンヌ生き別れのそっくりな兄ヴィクトール(たまきち1人2役)。

ヴィクトールはガブリエルに一目惚れ。

なんかよくわかんないけど最終的には大円団。

ポイントは、ジャンヌとヴィクトールを同じ人が演じることです!これは原作のシェイクスピア「十二夜」もそうですね。

よくできている

芝居は非常によくできてます。脚本が良い。

もともと面白い話を、「かわいいたまきち」「かっこいいたまきち」「ゴージャスなさくらちゃん」「ダンディーなれいこさん」を際立たせるようにして再構築。

そこに、もうクルクル回りすぎてスゲー!ってなる暁千星くん(推し)や、本気でロングトーンがすごいれいこさんなど、細かい見所がいっぱい。

舞台上どこを見ても面白い、さすが月組!

歌は微妙、だけど…

でも残念ながら歌はだめだ。

特に今は、オーケストラピット内感染を防ぐため、宝塚は全てオケを廃止してテープ演奏になっていて、正直、みなさん、伴奏と歌が合ってません…笑

テープに合わせて歌うのも難しいんだろうけど、今まで本当にオケに助けられてきたんだね、と思いました。

でも、歌も踊りもダンスもやらないといけないし、難しいよねと思う。

こうやってファンに、ここがいいとかそこがダメだとか言われて、そんな中舞台に立ち続けて、それだけで本当にすごいと私は思っています。

宝塚のすごいところは、「常にそこにある」ことです。

こんなに年間の演目をこなして、しかも全ての団員がそれに出演している劇団なんて他にないよ。

しかもこれだけのクオリティを維持して。

どんな作品でもそこそこのクオリティに仕上げてくるから宝塚は本当にすごいと思いますね。

終わりに

華やかな舞台って本当に存在するだけで素晴らしいなって思っちゃう。

宝塚は本当に唯一無二ですよね。みなさんの宝塚ライフが素晴らしいものでありますように。

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