どうも〜こんにちは!さかなおです!
ミュージカル「フランケンシュタイン」観てきたよ〜こちらはネタバレのない感想と、考察。あとは未来の自分に向けた公演情報です。
だってさー後からこういう事ない?
フランケンシュタイン 公演情報
日程:2020/1/8 〜 2020/1/30
場所:日生劇場
主催:ホリプロ&東宝
主要キャスト:中川晃教/柿澤勇人 加藤和樹/小西遼生 音月桂 鈴木壮麻 相島一之 露崎春女
上演時間:3時間
ネタバレのない感想
フランケンシュタインは、前回2017年にも1回観て、今回で2回目。
前回は、1幕がカッキーで2幕がアッキーという、主演Wキャストが1公演で両方出るという、謎の公演に入ったんだった。あれは謎だったな。正直、あの公演1回のみ観劇っていうのは微妙でしたね。多ステする人なら全然ありだけど。
今回もその謎公演あるみたいですね。あれやってるのフランケンシュタインだけじゃない?なぜやってるんだろう。韓国版でやってるのかな。
韓国版フランケンシュタイン
キービジュアルだけ見ると、韓国版は非常に美しいね。参考までに、こちらのサイトご覧になってみて。ほら美しい。作り込みはさすがとしか言いようがない。
フランケンシュタインは韓国オリジナルのミュージカルです。韓国はミュージカル本当にアツいね!最近日本でも韓国からやってくる作品がすごく増えた。
なんか、韓国オリジナルのミュージカルって、だいたい同じような要素で構成されてる気がする。すなわち、
- キャストビジュアルの圧倒的な美しさ
- 美しく物悲しい旋律
- ゴシックで重厚な世界観
- 暗い(笑)
的なね!「笑う男」とかもまさにこれだった。
あと曲が難しい曲が多い。韓国の俳優さんは歌が上手いからなぁ〜。噂じゃ、声帯の形が日本人と違うらしいよ。ほんとかよ。
感想的なもの
まあ私はカッキー推しなんですが、カッキーはもう最初から最後までずーーーーーっとかわいかったです。私はかわいいカッキーを見れて満足です。ビジュアル最強。あのくるくるパーマ何あれ超かわいい。
2幕のジャックも、もうかわいいかわいい。育ちの良さみたいなのが滲み出ちゃって、ゲスさがかえって上品さを強調してる。上品なゲス。そんなのこの広い世界の片隅でカッキーだけよね。
このままだとカッキーがかわいいっていう感想をだだ漏らしてるだけで終わるので、ちゃんと公演の感想を書きます。以下感想。
ええとねー救いがない。
これに尽きます。フランケンシュタインといえば、「熊、オイシイ!」と救いがないことで有名です。(私の中で)
どうしてこうも救いがないんだろうか。悲しいよ。衣装とかすごく美しいけどね。曲もいいし。ちょっとモーツァルト!に似てるな。あれも韓国で大ヒットしてたはず。韓国では救いがない作品がウケるのか?
今回の公演(2020年版)は、正直あまり席埋まってなかったなぁ。前回(2017年)の方が入ってた気がする。
それって、やっぱり、日本ではあまり救いがないミュージカルはそれほど人気が出ないという事なんじゃないだろうか。
日本で人気があるミュージカルは、東宝系だとレミゼとかエリザとか。どっちも、すごく明るい話ではないけど、救いはある。劇団四季も宝塚もジャニーズも、全部、「ザ・エンターテイメント!」という感じで、明るく楽しく華やかだよね。
きっとそういう作品の方が、日本では人気が出るんじゃないだろうか。フランケンシュタインも、少し方向を変えれば、もっと人気出そうだけどね。ビクターとアンリの関係性をもうちょっと深く描くとかさ。あと北極は謎すぎる。熊オイシイは最高です。
レミゼとエリザに一極集中問題
これは本当に最近思うんだけど、昨今のミュージカル界、レミゼとエリザに人気が集中しすぎじゃないだろうか。
ただでさえ少ない牌を取り合うミュージカル界、みんなレミゼとエリザにお金と時間を使った結果、他の作品への動員が薄くなってる気がするんだよね。
ちょっとこの話、長くなりそうだから、別記事で書こうかなぁ。いろんな意見があると思うけど、私の考えを書きたいと思います。
まとめ
こんなに暗いだの救いがないだの書いてますが、私はフランケンシュタインは意外と好きな作品なので、次再演があったらまた行こうと思います。
以上です。おわり。

