こんにちは、なおこです。
前回の記事で、無観客のライブ配信舞台「DISTANCE」について書きました!
この「DISTANCE」は、11人の俳優による1人舞台、全11公演。
コロナの影響で舞台作品は上演ができなくなっていて、その間、過去に上演・録画したものを配信したりしてたんですね。刀剣乱舞とか。
(余談だけどこの刀剣乱舞無料配信はアツかったです。刀ミュ経験値ゼロの私がメジャーな刀剣男子の名前を覚えるぐらいには成長しました…)
でも、オリジナルの新脚本・演出で、ライブ配信した舞台作品はこの「DISTANCE」が初だったのではないかな?
すご〜くそのあたりが気になったし、私はミュヲタなのでミュージカル俳優「伊礼彼方」くんの回を買って見てみた!
今日はその感想とレポをぬるっと書くよ!結論からいうとこれがめっちゃ良かったんすよ!!!
最後の方にセトリ(セットリスト)も載せたから見てね。
ライブ配信の舞台ってどうなのよ
うん。まずこれだ。そもそも無観客一人舞台のライブ配信って面白いのか?
結論から言おう。めっちゃ面白かった。
今回は11人の俳優が1人1回ずつ演じていたのだが、全員内容が違ったらしい。(らしいというのは伊礼彼方くんの回しか見ていないからです)
しかし家でゴロゴロしていると良く起こる現象なのだが、開始3分を過ぎたあたりで上演開始に気付いた私。
あわてて視聴ページにイン。
この「DISTANCE」、イープラスの動画視聴システムを使っていて、イープラスでチケットを買えばその画面からすぐに視聴ページに飛べるという素晴らしいシステムになっていた。
イープラスは独自にこの動画配信システムを開発したのか?スゴイネ?と思っていたら、何のことはない配信システムはVimeoだった。(Vimeoというのは最近出てきた動画配信のプラットフォーム)
まあそれはよしとして、もう始まってから気づくとか最悪です。劇場に遅刻して入るパターンです。家なのに。
前フリがあった
なんか噂では、劇場に入っていく映像からスタートしていたらしい。
え、何それ見たかった!!!(遅刻したのが悪い)
胸アツ設計すぎるし演出家もオタクに違いない。なぜなら舞台オタクは劇場が大好きだからです。
私が見始めた時(開始5分ぐらい)には、舞台上に2人の人がいてなんか喋っていた。
って思ったがこの前フリは毎日あったらしい。2人は劇場スタッフのようで、ソーシャルディスタンスを取りながら劇場の清掃をしているようだった。
「らしい」とか「ようだ」という歯切れの悪い文章を書いているのは、遅刻して気が動転していてよく聞いていなかったからです。(ヒドイ)
タイトルは「丹羽園治の激動の人生」
ちなみに伊礼くんの回の公演タイトルは、「丹羽園治の激動の人生」。
これはですね。伊礼彼方くんは、今年(2020年)、ミス・サイゴンで「エンジニア」を演じる予定だったんですよ。
初めてエンジニアにキャスティングされたんですよね。
伊礼くん、2019年には初めてのジャベールを演じたし、ここのところ、新しい大役に続々チャレンジしててカッコイイ…!
と思っていたんですが、まさかの2020年版ミス・サイゴン(地方公演も含め)全公演が中止。
涙に涙に涙をのんでいたんですよ。ファンも、きっと伊礼くんもね。
でも、でもですよ、そのエンジニアは、「丹羽園治(ニア・エンジ)」という名で、1夜限りの復活を果したんですよ!!!何それ激アツ!!!!!
本多劇場『DISTANCE』丹羽園治さん、如何だったでしょうか😆「劇場に歌声がかえってきた」と言って頂け、本当に改めて劇場という空間に身を置ける幸せを噛みしめました。舞台稽古での㊙️をお裾分け!チャラい園治くんとグレートアーティストな感じを🎵。沢山の視聴ありがとうございました👏 pic.twitter.com/WOZaYGl5PY
— ㈱KANATA LTD.伊礼彼方 (@kl_official_) June 6, 2020
うん。まあ…エンジニア…かな?笑
ちょっと(いやかなり)チャラいけど、まあ、エンジニア…かもしれない…服が。笑
4曲も歌ってくれた
ですが、この丹羽園治さん、なんと4曲も歌ってくれたんですよ!!!
私自身、歌があると思わなかったから本当に本当に嬉しかった!
もう、正直、歌が嬉しすぎて、お芝居の内容はぜんぜん覚えてません。(チャラかったことだけは覚えている)笑
曲はですね!
- ジキル&ハイドより「時が来た」←歓喜!
- グランドホテルより「Love can’t happen」←久しぶりに聞いたわ何だっけこれ?て思った
- GOLDより「天使の園」←知らん曲だった
- エリザベートより「最後のダンス」←歓喜!
というラインナップです。良い。良いラインナップ。3曲め知らんかったけど。
もうさ、1曲目の「時が来た」で、うおおおおぁぁぁぁ歌だ!歌ってる!この画面の向こうで伊礼くんが歌っている!!!
と思うと、まじ泣けてきて。
「時が来た」って壮大な歌だから、もう、パソコンの前で1人で拍手喝采ですよ。(近所迷惑)
その後の3曲も、Twitterの実況見たり、この曲何だったっけ?って思って調べたりしながら見てて、劇場とは違った楽しみ方ができた。
これはこれで良かった。まじで。
配信も悪くない
というわけで、配信も悪くなかったです。
あえてメリットとデメリットをあげるとしたら、
メリット↓
- 安い
- 家だから気楽
- 必ずチケットが買える
デメリット↓
- 家だから気が散る
- ゴロゴロしてると遅刻
- いうても生じゃない
とかこういう感じですかね。せっかくなんで、曲の時に、曲目と字幕とか画面に出してくれたりしても良かったんですよ。配信ならではだよね。
チケットめっちゃ売れたらしい
しかしこの「DISTANCE」ですが、11日間の合計でなんと、チケットが6812枚も売れたらしいんですよ!
本多劇場がだいたい330席ぐらいだから、劇場キャパの2倍近いチケットが売れたことになる。
すごい!単純に素晴らしい!
黒字化できたねきっと。まじで演劇界が何とかして黒字化してくれないと、舞台がこの世から消えてなくなるからね。
という、「DISTANCE」レポと感想と、これからの演劇界に向けてオタクができることの提言をしてみました。
がんばろう演劇界。私たちオタクもがんばる。
というわけで以上です。またね!
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