「medium 霊媒探偵城塚翡翠」ネタバレ感想とあらすじ 7割ほど読んだら訪れる「あの瞬間」

こんにちはー!なおこです!

今回は、初の連動企画!

「翡翠ちゃんのmedium」の感想を、書評ブロガー同士で、ネタバレありで書き合ってみよう

という、なんだか超オシャレな企画だよ!!!連動させて頂くブログはコチラ

ホンダナ!

運営されているのは、ユウさん。書評だけじゃなくて、読書カフェのレポや、原田ひ香さんの「ランチ酒」に登場する実在店舗はここだ!などの、行ってみた系記事もめっちゃ面白いブログです。

ということで、ミステリー書評にあるまじき、絶賛がっつりネタバレありの読書感想(しかもオシャレな連動企画)いってみよ〜!まだ読んでなくてネタバレしたくないあなたはここでUターン!そして本屋へGO!それではどぞー

スタートはラノベ風

ラノベとは、ライトノベルの事です。ライトノベルの定義はよく知らんけど、中高生向けぐらいの、ファンタジーとか冒険ものとかそういうジャンルかな?

私も高校の時は、「角川ファンタジー文庫」とか一心不乱に読んでた。アルスラーン戦記とか大好きだったなぁ。風の大陸とか。

で、ちょっと脱線したけど、この「medium」、なんかそういうね、ちょっとリアリティに欠けるような、そんな風味の書き出しなんですよ。だって、

超絶美形でグリーンアイズの霊媒師「城塚翡翠」、ふわふわの妹キャラでしかも性格はおっちょこちょい。

が一応?主人公?なんですよ!

はい表紙。

いる?こんな人いる?ミステリにおいてこんな人出てきたことある?「超絶美形でグリーンアイズ」の、超絶美形まではわかる、わかるよ。でも瞳が緑(しかも日本人)って、もはやファンタジー。

1つの大きな事件を背景に、3つの小さな事件が起こる

物語は、1つの大きな事件を背景に、3つの小さな事件の連作ものです。

まあこの3つの小さな事件はですね、小さいって言っても殺人事件ですが、まあ犯人がどうとか、そういうのはもはや関係ないんですよ。

とにかく翡翠ちゃんが、霊の話を聞きながら事件を解決して行くんですよ。

え、霊とかある?ミステリだぜ?ミステリに霊とか出てきたら、もうだめじゃん。殺された本人の霊と霊媒師翡翠ちゃんが喋って、「犯人は女ですって本人の霊が言っています」とか言うんだよ?

ナニコレ…?笑

っていうのが、7割ぐらいまで読んでいた時の、私の感想です。

ずーっと、なにこれ?って思ってた。でも、それでも読み続けた理由は、話が結構面白かったからです。3つの小さな事件は、全部ちゃんとミステリとして成り立っていて、面白いんですよ。

香月史郎っていう、多分25歳ぐらいの設定の作家と、霊媒師翡翠ちゃんのペアで事件を解決して行くんですが、翡翠ちゃんがキラキラほわわな感じで、「先生、犯人は女です」とか言うのを、この香月が後から一生懸命、論理的な理由を付けて行くんですね。

その過程がちゃんと面白い。

あと、背景にある1つの大きな事件が、ずっと不穏なんです。この、ずっと不穏な、背景にある事件、これが気になるんですよね。連続殺人です。サイコ系連続殺人。こえーし、気になる。

その事件の犯人はもちろん香月だと思うよね?

そうそう、その不穏な、連続殺人事件、その犯人はずっと明かされないんですけど、これやっぱり香月史郎だろ。って思うよね?

ある程度ミステリ好きで読んでるような人なら、絶対そうだろって思うような雰囲気漂ってるんですよ。

あーそうか、香月が犯人か。そういうミステリね。あるある。事件を解決している本人が、大きな事件の犯人だったみたいな作品、あるよね〜!

で、しかもその連続殺人サイコ野郎(多分香月史郎)は、翡翠ちゃんを狙ってるんです。あんなにキラキラうふふな最強美少女の翡翠ちゃんを!危ない翡翠ちゃん!逃げて翡翠ちゃん!

って思ってた。あの瞬間までは。

訪れる「あの瞬間」

それは、297ページです。

全380ページなので、78%ほど読み進めた、ある瞬間。

はああぁぁぁぁぁぁ!?ええええええええええ!?はぇぇえぇえええ!?まじで!?嘘でしょ!?まじでえぇぇぇぇえええ!?!?!?

ってなります。本当です。だってほら見てこれ。私がよく利用する「ブクログ」っていう読書記録アプリの、みんなの感想紹介ページ。

ちょっとだけ下の方にスクロールすると書いてあるよ。

みんなこうなるんだ。そしてそこから、ジェットコースターが始まる。

翡翠ちゃん無双

ジェットコースターに乗ったら、そこは翡翠ちゃん無双タイムです。

あれだね、ゲームとかだと、なんか全身が光ったりして、どんな攻撃を受けてもダメージを負わず、攻撃力も異常なぐらい上がったりする、いわゆる無敵で無双な絶対時間。

ふわふわうふふなベールを華麗に脱ぎ去った翡翠ちゃんは、もう香月史郎を滅多打ちです。ボッコボコ。論破に次ぐ論破。最強論客。

恐ろしいことに、翡翠ちゃんには霊能力なんて1ミリもなかったんですよ!

全ては、「現場を見た瞬間に驚異的な観察力と推理力で犯人が一瞬でわかる」という、異次元に頭がいい人翡翠ちゃんの超絶論理的考察による犯人の特定劇なんです!!!

読んでる方も、「え?あれが?あの場面が?そうだったの!?嘘だ!!!!」ってパニックになるんですけど、読み進める手を止めることができない。

そして最後まで読み終わった後、「もっかい読むか…」ってなります。必ず。私はなった。

まとめ

「あなたは読んだ後、必ずもう一度最初から読みたくなる」みたいなキャッチフレーズで有名な本で、「イニシエーション・ラブ」という作品があります。

あれもどんでん返し感がすごくて、内容は恋愛小説ですがもはやミステリと言われてめっちゃ売れましたが、この「medium 霊媒探偵城塚翡翠」はそれ以上ですね。

とにかくもう翡翠ちゃん無双が最高すぎ。

どんでん返しの後のジェットコースター感と、ミステリの中にミステリがあり、その中に小さなミステリがある、ミステリーマトリョーシカみたいな作品だ。

最後に全体像が把握できたときの爽快感ね!神になった気分。ああ面白かった。このミス大賞って毎年面白いよねぇ!

まとめのまとめ

いかがでしたでしょうか。ネタバレありで書いていいってなると、また幅が広がりますね!

今回のコラボ企画、ユウさんの「mediumネタバレ記事」はコチラ!

ぜひ合わせてお読み下さい!

ということでまたやるかもしれません。お読み頂きありがとうございました。著者の相沢沙呼先生、次回作もお待ちしています!!!

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