最近、芸能人の中にも、すごく文才のある人が増えていますよね。
芸人や俳優、アーティストといった活動をしながら、小説やエッセイも発表し、それがまたとても面白い!
と正直思ってしまいます。笑
今日は、そんな多彩な芸能人の作品の中から、これは面白い!と思ったエッセイ3選をご紹介していきますね。どれもとてもオススメです!
「僕の人生には事件が起きない」岩井勇気
芸人コンビ、「ハライチ」として活動する岩井勇気さんの初のエッセイ。
正直、これが初めての著書だなんて思えないぐらいのクオリティです。
文章もきれいでわかりやすく、芸人さんらしく全ての話の最後にちゃんとオチがあります。そこがまたすごい。
「僕の人生には事件が起きない」のタイトル通り、書かれている内容は、実に平凡な、どこにでもありそうな出来事です。
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とかね。ありそうだよね。ていうかあると思うんです。そういう事。それを、彼はとてもよく観察している。そして、ふと、何かしらの感想を抱くんです。
それが面白い。その感想が抜群に面白い。
文句なしに面白かったと思える一冊です。次回作も期待しています!
「蘇える変態」星野源
星野源さんは、本当に多才です。アーティストであり、役者でもある。
著書も何冊も発表されていて、どれも抜群に面白いんですが、中でもおすすめなのが、こちらの「蘇える変態」!
彼の著書の中では3冊目にあたり、下ネタからくも膜下出血の話まで、なんかもう色々と満載な作品です。普通同居しないよね。1冊の本に、下ネタとくも膜下出血。笑
下ネタ多めなんだけど、文章が妙に洗練されてるんだよなぁ。
やっぱり、歌詞を書いているからだろうか。言葉の選び方が、たまにハッとするほどきれいな時があります。文才のある芸能人ランキングでは間違いなく彼が1位だと思う!(私調べ)
「ナナメの夕暮れ」若林正恭
芸人さんって文章が上手い人が多いよね!
若林正恭さんは、芸人コンビ「オードリー」として活躍されていますが、著書もこちらが4冊目です。雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載もされていました。
若林さんは、文学的な香りの漂う文章を書かれる方です。
内容はエッセイですが、彼のモノの見方や、世界への相対仕方が書かれていて、若林正恭の脳内の会話を聞いているような本です。
若林さんって、いつもにこにこされてる感じがあるじゃないですか。でもこれを読むと、中身は、けっこう深淵です。深い沼って感じ。
でも重たさはなく、一気に楽しく読むことができます。本が好きな人には特におすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか〜!
今回は、「エッセイ」に絞ってご紹介してみました。皆さんの、本選びの参考になったら幸いです。
お読み頂きありがとうございました!