こんにちは!なおこです。
みなさんは、「ノンフィクション本大賞」を知っていますか?
「ノンフィクション本大賞」とは、2018年に、「本屋大賞」と「yahoo!ニュース」が連携して創設した、まだ新しい賞なんです!
本屋大賞と言えば、全国の書店員が今一番売りたい本を選ぶ!というコンセプトで選ばれる賞なんですが、正直、ちょっと女性向けの本が多いんですよね〜。
ストーリーを楽しむ本やミステリよりも、どちらかと言うと繊細な感情面の揺れ動きを表現しているような本が選ばれているなというイメージです。
そう思っているあなた!(私もです!)そんなあなたにぴったりの賞です!
早速ご紹介していきましょう!
2018年のん大賞「極夜行」角幡唯介
普段小説をメインに読んでいると、ノンフィクションってあんまり身近じゃないですよね〜
ですが、最近はそうでもないんですよ!
私のオススメは、普段の生活ではあり得ないような場所に行ったり行動している人の自叙伝的ノンフィクションです。
2018年に「ノンフィクション本大賞」を取ったこの角幡唯介さんの「極夜行」も、
何日も全く陽の当たらない極夜を旅し、その夜が明けた時に初めて浴びる朝日とはどんなものだろう
という彼の純粋な好奇心から書かれた本です。ていうかすごくない?その好奇心…
何日も全く太陽が出ない北極を旅する
著者の角幡唯介さんは職業「探検家」なのですが、基本北極あたりを探検している人らしいです。
今回の「極夜行」も、いわゆる「極夜」と呼ばれる、何日も太陽が出ない地域とその期間を旅するというものです。
北極ですよ。太陽もずっと出ない期間、ブリザードの中、犬ぞりを引いて、旅するんですよ。
何日も、何日も。途中もちろん死にそうになったりするんですよ。
事前に準備しておいた食料を熊に食い荒らされていたりして。
最終的には、もう食べるものがなくなり、もう連れている犬を食べるしかないみたいな極限状態に追い込まれたりするんですよ。
って思いますよねぇ…思うんだよなぁこれが。
人間のあくなき探究心と、実行力
結局ね、もう読んでいて、本当に、
人間って未知のものに対する憧れがある人と、そうじゃない人がいる。実行力がある人とそうじゃない人がいる。
って思うんですよね。
そして、この角幡さんのように、未知の世界や感覚への探究心がある人のおかげで、人類は発展してきたんじゃないだろうかって思うんですよ。
なんかもうよくわかんないけど本当に尊敬。とにかく圧倒される。その探究心と実行力、そして純粋な想いに。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「ノンフィクション本大賞」ちょっと面白そうでしょ?
2019年の大賞も発表されたので、そちらも読んでみたいと思います。
この記事が、あなたの読書の道しるべになりましたら幸いです!お読み頂きありがとうございました。